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逆接の接続助詞(けど、のに)



逆接の接続助詞として、「〜(や)けれど」よりも「〜(や)けど[●○][○○]」という言い方をよくします。
また、共通語と同様、「のに」も用います。


1.名詞(体言)につく場合・・・「や」を伴います。

もらいもんやけど[○○○○●・○・○○]、よかったらつこてんか[●○○○○・●●●●●]。
ええ[○○]肉やのに[●○・○・○○]、おいしないなぁ[○○●・○○・●○]。


2.形容詞につく場合

大きいけど[●○○○・○○]、ええか[○○・▲]?。
悲しいのに[●●○○・○○]、涙出てくるねん[●○○・●●○●・○○]。

3.形容動詞につく場合

きれいやけど[●○○○・○○○]、あんまし[○○○○]、好きちゃうねん[●○・●●・○○]。
このおもちゃ[●●・○●○]、高いのに[●○○・○○]、すぐ壊れたわ[●○・●●○○・○]。

4.動詞につく場合

あんたは[○○○○]そう言うけど[●●・●●・●○]、わいは[○○・○]ちゃう思うで[●●・○○○・▲]。
分かってるのに[●●●・●●・○○]、せえへん[●○・○○]。
5.その他、助動詞、助詞など

「〜です」「〜ます」に「けど」がつく時には、「〜でっけど[○○●○]」、「〜まっけど[●●●○]」となります。

「けど」は「ねん」「てん」にもつきますが、「のに」は「ねん」「てん」につきません。
食べんねんけど[○○●・○○・○○]
食べてんけど[○●・○○・○○]
食べんのに[○○●・○○]
食べたのに[○●○・○○]