21〜26節 殺人について
21節
旧約聖書には、「人殺しをしてはならない、殺人をした者は裁判で罰せられる(出エジプト20:13、申命記5:17)」と書かれているのをご存じでしょう。
22節
でも、あなたがたは勘違いをしています。もし、人殺しさえしなければ、私は罪を犯したことなんかありませんという顔をしたり、殺人のニュースを聞いて自分は全く潔白であって他人事のように批判している者、自分と無関係と思っている人があるならば、それは大間違いです。
本当の神様の思いを告げましょう。
誰に対してでも、恨み、敵対心を持ち、こんなやつはいない方が良いと怒りをもつことは、殺人と同罪であり、例えば裁判で罰せられなければならない程の重い罪なのです。
また、人を軽蔑し侮辱する者は、殺人と同罪であり、例えば最高議会に引き連れられ処罰されるほどの重い罪なのです。
また、人の人格を全く否定してしまうようなことを言う者は、殺人と同罪であり、例えば火の地獄に入れられなければならないほどの重い罪なのです。
23〜24節
ですから、礼拝に行こうとして道を歩いているときに、もし誰かが自分に対して何かの恨みを抱いていることを思い出したならば、礼拝に行く前に恨みを抱いている人の所へ行って和解をしなさい。礼拝よりもそのことのほうが緊急なことです。礼拝をして善人のような顔をしていたり、礼拝すれば全て大丈夫と思うのは神様に全く失礼なことであり、大間違いです。
25節
ですから、争いごとがあるならば、できるだけ早く和解をすることです。
26節
27〜29節 姦淫について